2021年06月



 森にまつわる本を紹介します① 沢畑亨氏のおすすめ

【森にまつわる本の紹介(その一)】
6月21日、夏至を迎えました。水田が身近にある地域では、田植えも終盤となり、ホタルもそろそろ見納めかもしれません。田畑での水の管理が気になる季節ですね。

そんなことを想いながら、思い出しているのが今年の1月9日に森づくり講演会とボランティア活動報告・交流会を開いた際、会場となった森都心プラザにあるプラザ図書館スタッフの方と、登壇した方々に森にまつわる書籍を選書していただきました。そのブックリストから、少しづつ紹介します。
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まずは講師をお願いした沢畑亨氏(水俣市愛林館館長)の選書はこの3冊です。
(選者の当時のコメント付きです)
・イマドキの野生動物 宮崎学
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「宮崎さんの本は、獣害を考えるヒント満載です」


・田んぼの四季 宇根豊
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「宇根さんの本は、発売直後で図書館にはまだなかでしょう。
森と棚田は隣りにあって、棚田のことは森とは関係なかでしょが、
などと考えるような狭い人には森づくりもわかりません。」
(2021年6月15日現在、菊池市、合志市、熊本市図書館で借りる
ことができます、、)(図書館検索システム「カーリルローカルで検索」)

・絶望の林業 田中淳夫
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「田中さんの本は、林業の業界事情に詳しくて、いろいろとまずいことも
多いのですが、これが現実。」



以上が沢畑氏の選書3冊です。ピンときた方は、ぜひ読んでみてください。(続く)


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