2020年03月



 1月18日リーダー養成研修会「森三昧」開催

令和元年度森林ボランティアリーダー養成研修会 開催しました。
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令和2年1月18日(土)に、森林ボランティアリーダー養成研修会を21名の参加で実施しました。県北の3か所の魅力的な森林をめぐる一日。「森三昧」な日となりました。

まずは菊池市龍門ダムのそばにある、田中欣正さんのすてきなシイタケ栽培現場を訪ねました。若くして干しシイタケの品評会において連続受賞。当日は具体的な栽培方法や手順など、熱心な参加者の質問攻めにも丁寧にお答えいただきました。
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仮伏せ場
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栽培現場
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もぎたての試食
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焚火を囲んで参加者の取組み紹介

シイタケ栽培に家族で取り組まれていて、当日も母上様、奥様のお話も聞かせていただき、もぎたてのどんこの試食もあったり、焚火を囲んでしばしシイタケ談義や森づくり団体の紹介など、有意義な時間でした。夢はこだわりのシイタケのブランド化だそうです。楽しみです。



二か所目は山鹿市鹿北町の浦方観光たけのこ園へ。代表の中島純之氏に案内説明いただきました。
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代表の中島さんからのお話

地域住民が中心となって、試行錯誤しながらも、共同作業で行う楽しさを忘れずに、荒廃竹林を活用されていました。観光園以外の身の回りの手入れが届かない放棄地にも好循環がうまれたそうです。タケノコシーズン時は、多くの方でにぎわうタケノコ園。持続可能で暮らしやすい地域の元気の秘訣は、住民みんなでの作業を楽しむことだそうです。



三か所目は鹿北町の百年あや杉の育つゆうきの森へ。夢と希望の森づくりを実践されていて、本当に楽しそうでした。森の中での人形劇「ピエロック一座」の公演や森のおさんぽが話題を呼び、今まで森に入ったことのなかったような親子や若者の間で人気上昇中です。
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ゆうきの森代表の野中優佳さんと田中翔さん
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森のステージへ
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手作りのデッキ
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工房にて木製の円形ベンチ製作中

5代目となる女性林家の野中優佳さんとともに活動する田中翔さんの若い二人に案内してもらいながら、森を散策しました。そこは、百年以上の時間をかけて育つ雄大な森。その存在を目の当たりにすると、私たち人間の存在をはるかに超える森林の神秘さや不思議さに畏敬の念を感じざるを得ませんでした。夢と希望の森づくり、今後の展開が楽しみです。   森林ボランティア活動アドバイザー 幸山昌生


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