森林ボランティア初心者研修会(後編)

森づくりボランティア初心者研修会報告の続編です。
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午前の下草刈り体験を終え、午後は夏の森での「森あそび体験」。
講師は公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会公認インストラクターの杉本崇さん(フィールドネーム:すっぎー)。

中が見えない箱の中に「この森にある、なにか」が入っていて、ひとり一人、手で触って感触を確かめます。その触感をたよりに、「森にある、なにか」をさがすのが、<感触の宝箱>。
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森の中をさっき触った感覚をたよりに、お目当てのものを探し回りますが、なかなか、これといったものが、みなさん見つかりません。しばらくして集合の合図。はずれても、あたっても、それぞれしっかり感覚を研ぎ澄ました時間でした。
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箱の中にはサルスベリの皮
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サルスベリ

さて、次の活動は、事前に準備してある「小さな小箱」のふたをあけると何かのにおいが、、、、。
その香りだけを手がかりに二つのグループにわかれて探します。 最初は感じなかった香りが少しづつ鋭敏になっていくのを感じつつ、再び森の中を探し回ります。これがまた、難しい、、、。しばらくして、各グループで答えを決めて、紹介しあいます。嗅覚を活かす<香りの小箱>。
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<香りの小箱>
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答えわかった!
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答えはこの花!

感覚に集中して動いた後は、森の木陰に入り静かに腰をおろします。目を閉じて聞こえてくる音に集中します。両耳に手をそえて、前方から聞こえてくる音、そして後方に手をかざして後方の音を聞いてみたりしました。
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<音いくつ>

森の中で、十分に触覚、嗅覚、聴覚、を研ぎ澄ましたあと、それぞれが気持ちよい場所をさがして、ひとりで静かに自然の中にとけこむような時間をすごしました。中には、木の枝に上り樹上ですごす参加者も。
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<自然とわたし>

午後の一時間ちょっとの間でしたが、みなさんは森につつまれて、自然と向き合ったひとときになったのではないかと思います。日常の暮らしのなかで、自然とふれあう機会が少なくなっている現代、森と人とのつながりに気づくひとときでした。
今回参加者のみなさんには、宿題も出ています。最後にドングリ笛を作って鳴らしましたが、もっとうまく鳴らせるように、、、。
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ドングリ笛

今回の研修会をふりかえって思うことは、参加者に木が育つ現場を肌で感じてもらえたこと、
自然に向き合う時間を共有できたこと、その体験を通して生まれた、ひとり一人の森に対する気持ちをたいせつにしてほしいと願っています。木や森、自然に対する愛着や興味が増してもらえていたら最高です、、。

「木を育て、森につつまれる」第一回初心者研修会。次回研修会では、今回以上の多数のご参加を待っています。日程、内容等詳細が決まり次第ご案内します。