令和2年度森づくり活動の日 紹介

本日4月1日から令和3年度の始まりです。私も森林ボランティア活動アドバイザーとして3年目に入ります。今年度もよろしくお願いいたします。

さて、令和2年度に開催しました活動をふりかえっています。その中で11月8日(日)に熊本市の立田山での森づくり活動の日のようすを紹介します。県内ボランティア団体、林業系高校、森林や林業に携わる関係団体のみなさんとの「森を楽しむ一日」です。
当日は晴天に恵まれ約500名の方々と森の一日をすごしました。盛りだくさんの内容を写真で紹介します。

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森づくしの内容
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開会式
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ボランティア団体の活動発表
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参加高校の紹介(矢部高校、南稜高校)
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木の小箱作り
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ボランティア団体の活動パネル展示
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バーチャルリアリティ林業体験
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草木染め
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ものづくり体験:水源の森林ボランティアネットワーク
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ものづくりと自然観察:熊本県森林インストラクター協会
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ネイチャーゲーム体験:熊本県シェアリングネイチャー協会
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ものづくりコーナー(高校生)
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高校生の活動発表
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進藤久明ライブ(林業応援歌の山のサムライなど演奏)
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伐倒競技チームの活動紹介と競技のデモンストレーション
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田中章氏チェーンソーアート実演と作品プレゼント(じゃんけん大会)
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高校生にも作品プレゼント
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キッチンカーコーナー

今年の秋もお楽しみに♬




 はじめてのきこり体験~森づくりボランティア初心者研修会開催~

令和2年度の活動のまとめと新年度の計画を作成中です。令和2年11月21日に森林ボランティア初心者研修会「~はじめてのきこり体験~間伐と薪割り」を実施しました。

木を伐る体験を通じて、参加者のみなさんは、木を伐り、暮らしに活かす意味について、様々な気づきを得る機会でした。自分の力で木を倒し、その木で何かを作ったり、燃料にしたり、環境を整えることにつながる体験は、貴重だったのではないでしょうか。そのようすを一部、紹介します。

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チェーンソー体験
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薪割り体験
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ふりかえり
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集合写真
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 人をつなぐ 森をつなぐ リーダー養成研修会

森林ボランティアリーダー養成研修会を3月6日(土)に御船町吉無田高原にあるひぐらし窯さんのカフェと隣接の森で開催しました。
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参加者は19歳から78歳まで森が大好きな20名の方々。人の暮らしが森林から遠い存在となっている今の社会、森づくり活動への参加を促すアプローチの事例を学びました。
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まず、「森と暮らしの学校 SINRINGAKU」事務局の柿本弘子氏より説明があり、楽しみながら森を知り、森と親しむをメインコンセプトにいろいろなワークショップを通じて、森を体感し森に関わる人たちのコミュニティの輪を広げる交流の取組みをはじめ、暮らしの中で活用できる製品開発や方向性の話など興味深い内容でした。
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そして関連して「KEYCUSプロジェクト」事務局の國武信子氏、國武智仁氏から説明がありました。事業として地元の木を活かす→木をカスタマイズする→木材や森林が持つ多くの可能性を吟味し、素材生産だけではない、森林文化の価値の見直しや新たな創造につながる内容で、女性や若い世代にも暮らしの中での森との距離感を近く感じるようなアクセサリーや生活道具、遊具の紹介がありました。
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昼食は、ひぐらしカフェの人気メニュー、手作りのピザ窯で焼く、森のピザ。おいしく
いただき、ピザ窯も見学させてもらい、午後のプログラムへ。
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午後は、國武林業の3名の方々による、ツリークライミングの技術を活用した特殊伐採の実演です。間近で見れる機会は貴重で、参加者の方からは具体的な質問も多く、安全やチームワーク、道具、ロープワーク、などすべてに経験と的確な判断力が必要とされる現場をみさせていただきました。繊細でていねいに作業に向かう姿勢からは、林業に対する熱い情熱が感じられ、「夢は、林業が子どものなりたい職業の5本の指に入ること」も実現不可能ではないと感じました。


室内に戻り、お二人から、林業にかける思いや林業の実情とこれからのこと、など話していただきました。自然と共生する社会づくりの基盤となる考え方「アーボリカルチャー」(樹木学)、もっと学んでみたいと思いました。

最後に参加者の皆さんの感想を一部ですが、紹介します。

(森と暮らしの学校、KEYCUSプロジェクトの取組みでは)
様々な視点を学べ、“素の目”からの気づきがたいせつ。自分たちが楽しいことを提案することがよかった。端材の使い方を考えていこうと思いました。

(特殊伐採では)
ていねいな仕事ぶりに感動しました。とてもスキルが必要なこともわかりました。とてもかっこいい仕事ですね。熱い想いにとても感動しました。このような若い人が増えていってくれるといいな。きっと増えるな、と思いました。

(全体的には)
林業の新しい姿を見ました。生業と環境保全の両立には人々の暮らし方の変容が必要。
  
今回、コロナ禍のもとでしたが、多くのみなさまのご協力により、開催することができました。熱心に受講された参加者のみなさんの学びは、今後それぞれの暮らしへ、活動へ、活かしていかれると思います。

人をつなぐ、森をつなぐ、想いをつなぐ、森づくりボランティアネットでは、次年度も森林ボランティア活動についての研修会や交流会、情報提供、道具の貸出など行ってまいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。



 新春!森づくり講演会 開催しました。

令和2年度森林ボランティア活動報告会・交流会「新春森づくり講演会」を令和3年1月9日(土)にくまもと森都心プラザ5階プラザホールにおいて開催しました。そのようすを紹介します。


基調講演のタイトルは「森のめぐみ 棚田のめぐみはタダで良かですか?」
講師の愛林館館長、沢畑亨氏(水俣市)曰く、今の日本はマチで生まれ育った人ばかりなので、森のめぐみ(公益的機能とも言う)は積極的にわかりやすく訴えないと、誰も味方をしてくれなくなる、という危機感に基づき、森林の持つ公益的機能を次の世代、次の時代へ向けて、市民目線、市民感覚で取り組める、暮らしから始まる森づくりの内容。
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森や棚田をちゃんと維持すると、雨を蓄えて地下水を作ったり、表土を守ったり、いろいろな生き物が育ったり、景色が良くなったり、酸素を作ったり、そういった森や棚田のめぐみについて考える時間となりました。
 
第二部は活動団体からの報告です。
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熊本市のNPO法人コロボックル・プロジェクト理事長の甲斐原巖氏から「生きものつながる森づくり~森里川海~。金峰山系の里山での多様な活動の紹介とこれからの取組みについての報告でした。

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水俣森の会代表の高倉敦子氏からは、長い間放置されてきた中尾山の仏舎利塔周辺の森を住民ボランティアの皆さんと整備していく熱い想いを語っていただきました。

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八代市坂本町を拠点に球磨川流域で活動されてきたRebornの代表、溝口隼平氏は昨年7月の豪雨で自宅は被災し、拠点家屋は丸ごと流された経験を乗り越え、地域の再生と復興へ被災直後から取り組み始め、逆境のときでも、常に前向きな姿勢に共感、共鳴するものが強くありました。

それぞれの団体の森に対するアプローチはさまざまですが、自然に対する畏敬の念をもつことと想いをたいせつに取り組むことの大切さをあらためて感じました。

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その後の交流会では、4グループにわかれて、「30年後の森とともにある暮らしへ向けて」、それぞれ今日感じたことや日頃思っていることなどをわかちあい、閉会しました。
   
活動団体パネル展示
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森にまつわるおすすめの本紹介コーナー
(プラザ図書館と登壇者4名の選書)
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終了後のアンケートには、「すべての人が前向きでがんばっている人たちに感動しました」「参加してみたい」「今後が楽しみです」「大変勉強になった」など多くの賞賛の声がありました。市民ひとり一人が身近なところで小さなアクションが生まれそうな、令和3年始まりのひとときでした。たくさんの方々のご参加、ご協力ありがとうございました。
  


 初心者研修~下草刈りと森林浴・森の展示館へ~

9月19日(土)立田山で森林ボランティア初心者研修会を開催しました。熊本県では、水とみどりの森づくり税を活用して年に2回初心者研修会を開いています。

今回は「大鎌での下草刈りと森林浴体験、森の展示館見学」です。
参加者は10代から70代までの森や自然への想いあふれる皆さん。その一日を紹介します。

開会式と講義の会場は昨年できたばかりの「森創館」。施設の説明もしていただきました。
くまもと林業大学校の県北校学舎でもあります。
■くまもと林業大学校 https://www.kumamoto-forestry.ac.jp/
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講師は菊池森林組合の木こりである、MさんとOさんお二人。
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講義後、4年半前にこの研修会で植樹したイチイガシとヤマグリが育つ森へ向かいます。
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講師の見本演習に始まり、二手にわかれて実習開始です。
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大鎌での下草刈りについて、女性4名の感想を紹介します。
「鎌を使うのが難しかったが、刈れた感覚が気持ちよくて楽しかった。手作業で行うのは大変だと思った・・10代女性」
「体力がいる仕事だったがやりがいを感じた・・30代女性」
「初めて森の中で作業をしました。草刈りをした時の感覚がとても気持ちよかったです・・10代女性」
「初めての下草刈りを体験しましたが、なかなか草が切れませんでした・・60代女性」
と、様々な感想でした。
普段なかなか接することが少ない森林整備活動。ごく小さな体験でしたが、心に残るひとときだったと思います。

作業後の「きこり仲間」の面々。
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お昼休憩をはさみ、午後は森林浴体験と森の展示館見学です。

まず室内でリラックスするための呼吸法を練習し、森林ミュージアム立田山憩いの森の散策路へ出かけます。散策路の入り口にある小さな森で、<森林浴のエクササイズ>を体験して、散策へ出かけました。(シェアリングネイチャーウェルネスは、自然の中のマインドフルネス。日常の中で少しずつ、心と体のウェルネス(健康)を育みます。)
■森林浴について参考になるサイト:コチラへ https://www.mochihada.co.jp/column/228
■シェアリングネイチャーウェルネス<森林浴のエクササイズ>について
 https://www.naturegame.or.jp/about_us/action/snw/004602.html
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森はキノコの季節。たくさんあって、よく見ていると前に進めなくなりそうです。
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バードコールで野鳥とともだちに。
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散策路は落葉樹から常緑樹の森へ変わり、めざす「森の展示館」へ到着。
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森の展示館は森林総合研究所九州支所内にあり、現在は土日祝日開館 9時30分から16時30分まで開館中。入場無料です。中にはいると様々な標本やはく製、資料がたくさんあります。
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■森林総合研究所九州支所では10月17日に「立田山森のセミナー」開催です。詳細はホームページにてhttp://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/research/seminar/morisemi/index.html

 
最後に、参加者のみなさんの感想を一部ですが、紹介します。

「森林の中を歩くのは気持ちよかった。見たことのない虫や鳥の標本がたくさんあっておもしろかった・・10代女性」
「森にすむ生き物たちを目でみることができる。数年後、孫を連れてきたい・・60代男性」
「森の中でやる深呼吸など、日頃気づかない楽しみ方を知ることができ満足しました・・40代男性」

「森林浴がとても気持ちよかったです。10代女性」
「マイナスイオンというのは知っていましたが、「フィトンチッド」は初めて聞いた言葉でした・・60代男性」
「普段は走って通り抜ける道もゆっくり歩いて回って気持ちよかったです。森の展示館は今度息子と一緒に来てみたいです・・40代男性」

「ハイキング+展示館、立田山を知る良い機会でした・・60代男性」
「研修会に参加などしないで庭の草取りでもしたらと家人に言われるが、わざわざ遠くの森や山まででかける必要はない。一時間かけて歩いてきたが、喧噪が気にならない静かな場所は必要であり、森林浴で心地よいと感じることを少しでも日常の暮らしのなかに取り込めるようになりたいです・・60代男性」
「森のなかで何かをするという経験ができて、とてもよかったです。いろいろなにおいや音があっておもしろかったです・・10代女性」
「中高年しかいないと思っていましたが、若い人もいたので少しびっくりしました。木に関することがあれば、また参加してみたいです・・40代男性」

【次回案内】
森林ですごす一日「はじめてのきこり体験」、次回は11月21日(土)に「間伐体験」計画中です。

■追記:その日のようすが掲載されました~9月25日(金)熊本日日新聞朝刊~
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熊日新聞朝刊に掲載された当日、さっそく読者の方からおたずねがありました。詳細が決まり次第、参加者募集を始めます。


 200年後の森を想う~スペシャルアニメ公開~

【200年後の森を想う~スペシャルアニメ公開】
6月21日の日曜日、NPO法人自伐型林業推進協会主催のオンラインイベント「森林大国日本~アフターコロナの社会を見据えて」に自宅からですが、参加しました。全国から100名を超える方とネット上ではありますが、共有した時間でした。
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スペシャルアニメ「200年後の森」の公開もあり、「小さな林業」というキーワードは、森林ボランティアに携わっている方だけではなく、ふだん森とは無縁の方々にとっても、大きな可能性を持った言葉だと感じました。そのショートアニメもYouTubeで公開中です。(2分34秒)ぜひご覧ください。
「200年後の森」(ZIBATSUアニメ)動画
 
また、7年目を迎えた「自伐型林業推進協会」は、日本唯一の林業専門チャンネル「ZIBATSUチャンネル」(チャンネル登録者数は6月23日現在1360人)にて、動画配信されていています。
 
自伐型林業推進協会のホームページ いろいろな動画がアーカイブされていていつでも好きなときに視聴できます。
 

自伐協HPによれば、、
自伐型林業(じばつがたりんぎょう)とは、採算性と環境保全を高い次元で両立する持続的森林経営です。参入障壁が非常に低く、幅広い就労を実現します。今、国土の7割を占める山林を活用する「地方創生の鍵」として期待され、全国各地で広がっています。

また、今回のイベントについて、《開催概要》には、こうあります。
 ~新型コロナウイルス(covid-19)の感染拡大は世界を揺るがし、いまだに不安定な状況が続いています。企業の倒産や失業者の増加のニュースが日々伝えられる中で、私たちは今後どのような未来(アフターコロナの社会)を開いていくのでしょうか。
 このような状況下にありながらも、私たちの暮らしに不可欠な空気や水を供給し続けてくれている森林と林業の価値を改めて見つめ直す機会にしたいと思います。
 当日はスペシャルアニメ「200年後の森」をオンライン上映し、同作品を手掛けたデザイナー・梅原真さんにもご出演いただき、コロナ禍以降の森と暮らしの未来について視聴者のみなさんと考えられる一時にしたいと思います。~

 

当日のイベントの動画も配信中ですので、興味のある方はぜひご覧ください。個人的には、スペシャルトーク1「ショートアニメ制作秘話」(梅原真×中嶋健造)が興味深く、小さな林業のキーワード、とても共感しました。

熊本では、くまもと林業大学校の短期課程ですが、自伐林家コースがあります。こちらも要チェックです。
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新型コロナウイルスから一番遠いところにあるのが、森林・林業だそうです。これまでにもまして、森とともに暮らす社会が必要とされていることを感じています。

追記:日曜日夕方はちょうど部分日食の時間。オンラインイベントが終わってから、部分日食も楽しみました。
後半の太陽の輝きが回復していく力が強烈で、太陽をあらためて新鮮に感じた一日でした。


 コロナの時代の日常・・・。

【コロナの時代の日常・・・】
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週末、私の住む山間部の集落では、早朝から地区の草刈り作業でした。ソーシャルディスタンス(社会的距離)をとりつつ、公園や集会所周り、竹林や道際の土手斜面で勢いよく伸びた草を刈りました。山間部では、日常的に樹木や草本と距離が近いせいか、使う道具は変わっても、定期的な作業は昔から当たり前です。現在もこの当たり前な作業を通じて住民同士の連帯感も少し(笑)ですが、感じることができます。

その日の午後、東京にある森づくり団体「NPO法人森づくりフォーラム」のオンラインシンポジウムに参加しました。代表理事の内山節(うちやまたかし)さんの講演と全国各地の森づくり団体から報告がありました。
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福島、栃木、石川、大阪、福岡、東京に行かなくてもシンポジウムに参加できる。なんて便利な世の中、、、と思いつつも、テレビ番組とも何かちがって、緊張しつつオンライン画面に向き合いました。
内容は、このコロナの時代をどう受け入れ、どのように生きていくか、森づくりフォーラム代表理事で哲学者の内山さんらしいお話が心に響きました。

感染拡大防止のために、人との接し方から暮らし方、働き方、休みのすごし方まで、日本全国中で変化・変容があり、もやもやとした心のストレスが多く生まれていますが、本質的な森づくりのありようが、少し見えてきたような、、、。また、日本の社会構造そのものが変わらざるをえない時代になって、都会から地方へ、密からオープンへ、社会的にもこれから長期的に変わっていくのでしょう。

持続可能な森づくりへ向けて、人のスケール感(80~100年)にとらわれずに、数百年~数千年、数万年の生態系のことを考えることが大切だとぼんやりながらに、あらためて感じたひとときでした。

当日の動画配信はこちらから↓「新型コロナウイルス以降の森づくりを考える」
https://www.youtube.com/channel/UCXjIE41tT6PflFNIHa936HQ/featured

このほかにも、ウェブでの森づくりに関するものとして、二つほど紹介します。

日独の森づくりに詳しい池田憲昭氏の森づくりオンラインセミナーや、
https://www.arch-joint-vision.com/performance/webinar.html?fbclid=IwAR3HpFvlzk5ZPGQlBcznAYpcmiu_OvkZcqFNhSeYHrksCHHOlNVVRYgf1Y0

ボランティアネット登録団体のゆうきの森の田中翔氏が始めたラジオトークも、聴くことができます。
https://radiotalk.jp/talk/279522?fbclid=IwAR3A3gupG7yTmkTeIdbQKaUcGtkegVYXvOQAbBJCLm5B7wNnvUPbmpZrbCU
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オンラインでもできる、森づくりの新しい学びにもチャレンジしてみませんか。


 2月9日森づくりボランティア活動報告・交流会開催

令和元年度森づくりボランティアネット活動報告・交流会開催

令和2年2月9日(日)に熊本城ホールにおいて、令和元年度森づくりボランティアネット活動報告・交流会を開催しました。
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開会式(川上常務挨拶)
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基調講演(及川氏)  
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質疑応答

当日は鹿児島から及川斉志さん((株)SATOEne代表取締役)を講師に迎え、「未来へつなぐ 楽しい!森とともにある暮らし」~ドイツで出会った市民がつながる暮らしの中の森づくり~のタイトルで、お話いただきました。氏のドイツ滞在時代の森林環境学や自然エネルギーにまつわる具体的な経験談から、帰国後の鹿児島での取り組みまで、幅広い分野での森とつながる暮らし方を興味深く参加者の皆さんと学びました。私もドイツの事情を知ることで、日本ならではの森や自然に対するまなざしについても、あらためてみつめるきっかけになりました。


そして、活動報告は今年度新たに登録された3団体です。
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NPO法人21世紀環境研究会 佐々木代表
はじめに山鹿市菊鹿町みんなの森を拠点に活動されているNPO法人21世紀環境研究会。
空き家対策をはじめ、移住相談、人と自然との共生的な暮らし方の普及啓発まで、継続的に取り組まれています。活動拠点となるみんなの森のドローンでの撮影動画なども交え、佐々木洋之代表から報告していただきました。

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ゆうきの森 田中副代表
二組目は 山鹿市鹿北町のゆうきの森。副代表の田中翔さんの発表です。
女性として5代目となる林家で育った野中優佳さんが代表をつとめるゆうきの森では、数年前から森の中でのおさんぽや人形劇などの楽しいイベント開催に取り組まれて、今まで森に入ったことのないような若い人や親子の皆さんが「森林への興味」を持つきっかけになっています。今後の取組みが本当に楽しみです。

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エコピアの森 飯塚氏
三組目は 株式会社ブリヂストン熊本工場のエコピアの森づくりです。発表は事業担当の飯塚久雄氏。熊本県がすすめる、市民と企業との協働での森づくり活動です。水や生きものを育む森林を、長期的な視点でとらえた森づくりに取り組まれています。参加者親子での共同作業も工夫をこらしながらの活動で、森づくりの思い出が残るような取り組みや、工場での水のリサイクルにも取り組まれています。市民と協働の森づくりがもっと多くの企業へ広がるようになってほしいと感じました。

交流会のようす
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各団体の報告後、「森とつながる暮らしについて」ひとり一人が感じていることを意見交換する交流会の時間です。3テーブルに分かれて話し合いましたが、高校生5名の参加もあり、若い人の意見や感覚とふれあえる貴重な時間となりました。

今回はじめての熊本城ホールでの開催でしたが、関係者の皆さんの協力もあり、スムーズに進行することができました。今年、初担当(幸山)として、参加者の皆さんと「森とともにある暮らし」をテーマにすごせたひととき、素直に嬉しく感じました。
今後も市民参加での森づくりに取り組む意義や成果、生きがい、仲間づくり、など多くのテーマを含む「多様な森づくり活動」をサポートしていきたいと思います。






 1月18日リーダー養成研修会「森三昧」開催

令和元年度森林ボランティアリーダー養成研修会 開催しました。
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令和2年1月18日(土)に、森林ボランティアリーダー養成研修会を21名の参加で実施しました。県北の3か所の魅力的な森林をめぐる一日。「森三昧」な日となりました。

まずは菊池市龍門ダムのそばにある、田中欣正さんのすてきなシイタケ栽培現場を訪ねました。若くして干しシイタケの品評会において連続受賞。当日は具体的な栽培方法や手順など、熱心な参加者の質問攻めにも丁寧にお答えいただきました。
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仮伏せ場
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栽培現場
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もぎたての試食
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焚火を囲んで参加者の取組み紹介

シイタケ栽培に家族で取り組まれていて、当日も母上様、奥様のお話も聞かせていただき、もぎたてのどんこの試食もあったり、焚火を囲んでしばしシイタケ談義や森づくり団体の紹介など、有意義な時間でした。夢はこだわりのシイタケのブランド化だそうです。楽しみです。



二か所目は山鹿市鹿北町の浦方観光たけのこ園へ。代表の中島純之氏に案内説明いただきました。
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代表の中島さんからのお話

地域住民が中心となって、試行錯誤しながらも、共同作業で行う楽しさを忘れずに、荒廃竹林を活用されていました。観光園以外の身の回りの手入れが届かない放棄地にも好循環がうまれたそうです。タケノコシーズン時は、多くの方でにぎわうタケノコ園。持続可能で暮らしやすい地域の元気の秘訣は、住民みんなでの作業を楽しむことだそうです。



三か所目は鹿北町の百年あや杉の育つゆうきの森へ。夢と希望の森づくりを実践されていて、本当に楽しそうでした。森の中での人形劇「ピエロック一座」の公演や森のおさんぽが話題を呼び、今まで森に入ったことのなかったような親子や若者の間で人気上昇中です。
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ゆうきの森代表の野中優佳さんと田中翔さん
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森のステージへ
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手作りのデッキ
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工房にて木製の円形ベンチ製作中

5代目となる女性林家の野中優佳さんとともに活動する田中翔さんの若い二人に案内してもらいながら、森を散策しました。そこは、百年以上の時間をかけて育つ雄大な森。その存在を目の当たりにすると、私たち人間の存在をはるかに超える森林の神秘さや不思議さに畏敬の念を感じざるを得ませんでした。夢と希望の森づくり、今後の展開が楽しみです。   森林ボランティア活動アドバイザー 幸山昌生


 【森づくり活動の日in立田山 開催】~後編~

お天気に恵まれた11月10日(日)、立田山の熊本県林業研究・研修センターにおいてくまもと森づくり活動の日を開催しました。後編です。

二つの林業関係高校も参加して、手作りの木工品や活動発表に、若さあふれる情熱を感じました。ステージでの発表も両校とも堂々としていました。

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芦北高校のステージ発表
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芦北高校手作りオセロで対戦中(小学生相手に苦戦中)

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矢部高校のステージ発表
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矢部高校の展示

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そして、今年もチェーンソーアート作家の田中章さんが立田山でダンスと作品作りを披露していただきました。ダンスから始まります♪ 

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一回目の作品、来年の干支「ねずみ」でした。
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二回目の作品は、ふくろう。各回とも作品が出来上がると、恒例の「じゃんけん大会」で作品のプレゼント。
最後に勝ったのは、、、
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お天気もよく、ケータリングカーのそばでの青空ランチタイム。
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今回初お目見えの伐倒枝払いデモ。
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伐倒枝払い~安全第一でしかもカッコいい。林業を超えた!森のチェーンソーマン登場~
森を愛するチェーンソーマンによる実演です。いかに安全に的確に、しかもカッコよく林業技術を追求する大会であるJLC(日本伐木チャンピオンシップ)出場経験者による実演は迫力あるものでした。
https://www.facebook.com/masao.kohyama/videos/2566446536770491/?t=28

難問の森林クイズ、、、回答者は素敵な森の商品をゲットして笑顔に、、。
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県内で森づくりボランティアネットに登録してある団体は、60団体あります。森づくりに関するご相談や研修会の開催、道具の貸出なども県内各地で行っています。ぜひお気軽にお問合せください。

最後に、当日のようすを紹介します。
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笑顔に随所で出会えた嬉しい一日でした。
また、来年も森づくり活動の日に会場でお会いしましょう。