2021年02月



 新春!森づくり講演会 開催しました。

令和2年度森林ボランティア活動報告会・交流会「新春森づくり講演会」を令和3年1月9日(土)にくまもと森都心プラザ5階プラザホールにおいて開催しました。そのようすを紹介します。


基調講演のタイトルは「森のめぐみ 棚田のめぐみはタダで良かですか?」
講師の愛林館館長、沢畑亨氏(水俣市)曰く、今の日本はマチで生まれ育った人ばかりなので、森のめぐみ(公益的機能とも言う)は積極的にわかりやすく訴えないと、誰も味方をしてくれなくなる、という危機感に基づき、森林の持つ公益的機能を次の世代、次の時代へ向けて、市民目線、市民感覚で取り組める、暮らしから始まる森づくりの内容。
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森や棚田をちゃんと維持すると、雨を蓄えて地下水を作ったり、表土を守ったり、いろいろな生き物が育ったり、景色が良くなったり、酸素を作ったり、そういった森や棚田のめぐみについて考える時間となりました。
 
第二部は活動団体からの報告です。
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熊本市のNPO法人コロボックル・プロジェクト理事長の甲斐原巖氏から「生きものつながる森づくり~森里川海~。金峰山系の里山での多様な活動の紹介とこれからの取組みについての報告でした。

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水俣森の会代表の高倉敦子氏からは、長い間放置されてきた中尾山の仏舎利塔周辺の森を住民ボランティアの皆さんと整備していく熱い想いを語っていただきました。

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八代市坂本町を拠点に球磨川流域で活動されてきたRebornの代表、溝口隼平氏は昨年7月の豪雨で自宅は被災し、拠点家屋は丸ごと流された経験を乗り越え、地域の再生と復興へ被災直後から取り組み始め、逆境のときでも、常に前向きな姿勢に共感、共鳴するものが強くありました。

それぞれの団体の森に対するアプローチはさまざまですが、自然に対する畏敬の念をもつことと想いをたいせつに取り組むことの大切さをあらためて感じました。

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その後の交流会では、4グループにわかれて、「30年後の森とともにある暮らしへ向けて」、それぞれ今日感じたことや日頃思っていることなどをわかちあい、閉会しました。
   
活動団体パネル展示
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森にまつわるおすすめの本紹介コーナー
(プラザ図書館と登壇者4名の選書)
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終了後のアンケートには、「すべての人が前向きでがんばっている人たちに感動しました」「参加してみたい」「今後が楽しみです」「大変勉強になった」など多くの賞賛の声がありました。市民ひとり一人が身近なところで小さなアクションが生まれそうな、令和3年始まりのひとときでした。たくさんの方々のご参加、ご協力ありがとうございました。