人をつなぐ 森をつなぐ リーダー養成研修会

森林ボランティアリーダー養成研修会を3月6日(土)に御船町吉無田高原にあるひぐらし窯さんのカフェと隣接の森で開催しました。
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参加者は19歳から78歳まで森が大好きな20名の方々。人の暮らしが森林から遠い存在となっている今の社会、森づくり活動への参加を促すアプローチの事例を学びました。
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まず、「森と暮らしの学校 SINRINGAKU」事務局の柿本弘子氏より説明があり、楽しみながら森を知り、森と親しむをメインコンセプトにいろいろなワークショップを通じて、森を体感し森に関わる人たちのコミュニティの輪を広げる交流の取組みをはじめ、暮らしの中で活用できる製品開発や方向性の話など興味深い内容でした。
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そして関連して「KEYCUSプロジェクト」事務局の國武信子氏、國武智仁氏から説明がありました。事業として地元の木を活かす→木をカスタマイズする→木材や森林が持つ多くの可能性を吟味し、素材生産だけではない、森林文化の価値の見直しや新たな創造につながる内容で、女性や若い世代にも暮らしの中での森との距離感を近く感じるようなアクセサリーや生活道具、遊具の紹介がありました。
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昼食は、ひぐらしカフェの人気メニュー、手作りのピザ窯で焼く、森のピザ。おいしく
いただき、ピザ窯も見学させてもらい、午後のプログラムへ。
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午後は、國武林業の3名の方々による、ツリークライミングの技術を活用した特殊伐採の実演です。間近で見れる機会は貴重で、参加者の方からは具体的な質問も多く、安全やチームワーク、道具、ロープワーク、などすべてに経験と的確な判断力が必要とされる現場をみさせていただきました。繊細でていねいに作業に向かう姿勢からは、林業に対する熱い情熱が感じられ、「夢は、林業が子どものなりたい職業の5本の指に入ること」も実現不可能ではないと感じました。


室内に戻り、お二人から、林業にかける思いや林業の実情とこれからのこと、など話していただきました。自然と共生する社会づくりの基盤となる考え方「アーボリカルチャー」(樹木学)、もっと学んでみたいと思いました。

最後に参加者の皆さんの感想を一部ですが、紹介します。

(森と暮らしの学校、KEYCUSプロジェクトの取組みでは)
様々な視点を学べ、“素の目”からの気づきがたいせつ。自分たちが楽しいことを提案することがよかった。端材の使い方を考えていこうと思いました。

(特殊伐採では)
ていねいな仕事ぶりに感動しました。とてもスキルが必要なこともわかりました。とてもかっこいい仕事ですね。熱い想いにとても感動しました。このような若い人が増えていってくれるといいな。きっと増えるな、と思いました。

(全体的には)
林業の新しい姿を見ました。生業と環境保全の両立には人々の暮らし方の変容が必要。
  
今回、コロナ禍のもとでしたが、多くのみなさまのご協力により、開催することができました。熱心に受講された参加者のみなさんの学びは、今後それぞれの暮らしへ、活動へ、活かしていかれると思います。

人をつなぐ、森をつなぐ、想いをつなぐ、森づくりボランティアネットでは、次年度も森林ボランティア活動についての研修会や交流会、情報提供、道具の貸出など行ってまいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。